ファンダメンタルズに着目:2024年の株式市場

Apr 16, 2024

過去2年間の不透明さと短期志向を経て、2024年の株式市場環境は改善すると考えられます。その理由をジェレミーが解説します。

2023年に株式市場で起きた出来事は?

市場は、その時々で特定のトピックに関心を持ち、それが市場の方向性を左右すると考えています。2023年は景気後退に対する懸念で始まり、春には米国の地方銀行業界の混乱で「信用収縮」の時期へと変化しました。

しかし、米国はハードランディングという最悪の事態は避けられるだろうという見方が徐々に広がり、夏ごろにはソフトランディング、あるいはノーランディングもありうるという見方も出てきました。

また同時期に、NVIDIAの目覚ましい業績と、AIというテーマの出現もありました。これらは市場にさらなる勢いを与えました。特にAIを巡るストーリーはいくつかの巨大テック企業にも関連したものとなりました。

秋にFRBが発表した“higher for longer”というシナリオは、それまで堅調だった市場に冷水を浴びせましたが、その後発表されたGDPは想定よりも力強く推移し、その後の企業利益に対する期待を下支えしました。

12月にFRBがインフレ低下のトレンドが定着したとの見解を発表したとき、年末に向けて市場の転換が加速することになりました。少なくとも米国は大幅な景気後退を回避するだろうとの見方がコンセンサスとなりました。

 

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